今日も奈良市T様邸より。

今回は、左官工事。しかも「漆喰(しっくい)塗り」の工程です。

大工さんに仕上げてもらったボードに、しっくいを塗るのですが、

構造材の梁(はり)の木を一部見せるデザインにしているので、その部分を事前に塗装しました。

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こげ茶で仕上げてもらっています。お客様は、大正ロマン風がお好みみたいです。

そのあと、しっくい塗りにうつります。

材料は、ブランド産地である、土佐(高知県)製のしっくいを使用しています。水酸化カルシウム(消石灰)と言われる、自然素材なわけです。

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左官屋さんは、大工さんと同じくらい、「ザ・職人」的な職種だと思っています(個人的見解w)。

コテ捌きが見事です。

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若い女性の職人さんもいます。。。って、こちらは、お施主様ですw。

今回は、お施主様の希望で、2階の壁のしっくい塗りにチャレンジしたいと前々から希望されていたので、職人さんにまじって、参加していただいています。

DIYで塗るレベルを超えた、かなりの面積なのですが、大丈夫なんだろうか。。。と不安は多少ありました。

コテの使い方を、ベテラン職人さんからレクチャーを受け、しっくいを壁に塗りつけ、こてムラの無いように。。。を目指していましたが、最初は、苦戦。苦戦。苦戦。

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適時、職人さんから、優しい指導を受け(笑)、少しずつコテがスムーズに。

毎日、コテの捌きが上手になってきていて、こちらもすごく嬉しいです。

お施主様は自分の住まいに対する強い思いで、時間と手間をかけていき、手作りの優しいしっくい壁が出来てきました。

あと数日で、しっくい塗り作業も完了予定。楽しみです。

 

同時進行で、オーダーしていた、オリジナル建具が届いたので、建具屋さんに取り付けてもらいました。

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左は、ガラスから、全てにこだわったトイレドア。右は床板の余りをつかった収納ドア。

想像以上のかわいさですw。

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表示錠とドアノブも、かなり良いバランス!良かった。

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面格子も、木製で。こげ茶色に塗装するのですが、これはこれでいいかもと。。。

と、色んな工程を経て、完成へ少しづつ進んでいます。

 

お客様と色んな打ち合わせをし、決めていっているのですが、現物が目の前にあらわれて、お客様に喜んでもらえると、ホッとします。

次は、かなり仕上がった状態をお見せできると思います!
そんな私たちと、一緒にものづくりの体験が出来るDIY教室を今月行います。橿原商工会議所主催の『かしはらふれあいゼミナール2017』9月16日、30日開催です。

詳しくは下記URLでご確認くださいね。

http://kashihara-cci.or.jp/fureai/