御所市のY様邸にてリノベーション工事をさせて頂きました。

お客様の希望は、①古くなった水回りを新しくしたい。②収納を増やして、モノをすっきり納めたい。③内装を今風(現代風)にお洒落にしたい。などなど。

岡田工務店が掲載された雑誌をご覧いただいたそうです。ありがとうございます!

リノベーション前のキッチンは、システムキッチンではありますが、屋根の形状の為に、すごく低いイメージでした。

キッチンは、向きを変更し、「対面キッチン」に計画しました。

台所には、こういう水屋、収納もあるんですが、これも古く見えるので、新しくしたい。とのこと。確かにレトロですよね。

応接間も、居室・洋室として、家族が使える場所として使いたい。窓から庭も眺めたい。といった希望も。棚はありましたが、クローゼットとして使える収納に変えましょう。というプランで進めることになりました。

床・壁・天井、水回りは全て解体・撤去。内装は全て新しくします。壁のボードをめくると、昔ながらの土壁が出てきました。古い電気の配線もあらわになってきます。

リフォーム・リノベーションの時には、事前の調査では予想・判断できない箇所も多数あります。

解体をしながら、リフォーム・リノベプランの「見直し・調整」をかけ、お客様に相談しながら進めていく。設計士が現場も管理している岡田工務店だからこそできることだと思ってますw

白蟻の被害の箇所も、見受けられました。柱や柱を支える土台などの、家の構造に関わる部分については、部材を入れ替えたり、補強するなどの対応も必要です。このあたりの工程のときは、大工さんだけでは判断しづらいこともありますので、私はほとんど張り付いて、対応させて頂いています。

土台を入替しました。真ん中に見える土台だけでも、入れ替えに何時間もかかりました。

下地の木材がある程度入れ終わったあとは、白蟻予防のために薬剤を散布・注入させて頂きました。工事範囲でない場所も、念のため薬剤を。写真の作業員さんが泥だらけなのは、床を潜って作業してくれたからです。大変な作業。ほんと頭が下がります。

そのあとは、断熱材を床一面に入れて、下地の合板を入れていきます。

弊社では、リフォームや新築の床断熱材として、廃棄される古紙・再生プラスチックを、水発泡の技術で膨らませた、環境に優しい断熱材(フクフォームECO)を採用しています。

あと、今回、間取りの変更希望もあった中で、どうしてもこの柱だけ、抜く必要がありました。

柱は、家の構造を支える大切な部材です。その柱にかかる力を他に分散させる計算を行い、適切な補強を行った上で、慎重に抜くことにしました。

 

解放感が出てきました。よしよし。ですが、これで工事もやっと折り返しです。

お客様の希望の水回りは新しくなるのか!?(もちろんなります)

果たして、収納は増えるのか!?(もちろん増えます)

果たして、内装は新しくなるのか!?(もちろんお洒落に仕上がります)

続きは後半にて!(リンクはこちら)