まだまだ肌寒い日が続きますね。久しぶりの投稿です。
今月は、色々バタバタすることが多く、肩こりに悩まされ、帰宅後マッサージする毎日(いつか憧れのマッサージ機が欲しいなぁ。。。)です。
さて、以前にご紹介した、新築の状況、どんどん作業が進んでいくわけで。撮りためた進捗の様子を少しダイジェストでご紹介させて下さい!
基礎工程のあと、いよいよ本番の「棟上げ」です。
クレーン機と、大工さんによる見せ場です。10m以上高くから吊り上げる木材が、ひとつづつ建物に組み合わさっていきます。
骨組みの完成し、棟上げの完了です。この棟上げ前後の2~3日は、天気の心配や、何か問題がないだろうかと、いつもドキドキしています。ちなみに問題なく完了できた日の晩御飯は、特に美味しいです。
お天気にも恵まれ、写真もキレイにとれて良かったです。
その後、屋根工程へ。。。。
弊社は、標準としては、ガルバニウム鋼板という、金属製の屋根を採用しているのですが、今回は、お客様の希望で瓦屋根形式にさせて頂きました。
瓦といっても、和瓦(お寺の瓦屋根のようなかたち)ではなく、たいらな、平板の瓦で施工させて頂きました。
外壁と合わせて、シンプル、かつ、モダンにまとまるようなデザインで、景観にもマッチしてくれます。
弊社の「優しい家」で採用する、「エアサイクルシステム」では、太陽熱を天井裏ではなく、屋根で太陽熱をシャットアウトする、屋根断熱を採用しています(昔は天井で断熱する住まいがほとんどでした)。
それでも、夏場は小屋裏には熱気がこもりがちになるものです。エアサイクルシステムでは、こもった熱を屋根の頂上(棟といわれる部分です)から、外部に放出する仕組みを採用していますので、上の写真は、まさにその仕組みをする直前の状態です。
そんな熱を逃がす仕掛けも終わり、屋根工事が完了!きれいに葺きあがり、職人さんにも感謝です。
この屋根、実は、もうひとつ秘密があるんです。
それは、「軽い瓦」であること。
一般の瓦の重さの半分以下。しかも丈夫で、長持ち(秘密が一つでは無い(笑))。
地震対策として、土台や柱や梁が、しっかり組まれていることも重要ですが、揺れにくい建物であることも重要です。
子供を肩車をする場合と、大人を肩車する場合。どっちが安定すると思いますか?
その考え方を、建物にも反映しています。
じゃあ、昔の瓦屋根は、危険か?というと、一概にそうとは言えないのですが、弊社では、軽い屋根にすることにより、柱や土台への負担が減り、設計の自由度もあがり、耐震性能もしっかり確保でき、コストパフォーマンスにも優れた施工が可能になると考えています。
屋根は、雨を防ぐだけではなく、施工性や、建物の強度との兼ね合いで、色々と考えさせられることが多い部分です。
そんな屋根工程がひと段落。
室内のご紹介は、、、またじっくりさせて頂きます!
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