肌寒くなってきました。
コロナは少し落ち着いてきましたので、どっか旅にでも出たいなぁと思いながらも、地元奈良から離れることもなく、今日も過ごしています(笑)。
さて、最近はといいますと、行政などを通じて、耐震診断の依頼を受け、住まいの「耐震診断」を行っています。
以前にも、ブログにアップしていたのを思い出したので、リンクを。
色んな住まいを拝見していまして、大地震が起こった場合、倒壊する可能性がある住まいが多いということを感じています(逆にものすごく安心できる住まいに出会えることもあります)。
人の健康診断に例えるなら、「数値が悪い・怪我をしているので、何らかの処置・治療が必要ですよ」といった状態なのかもしれません。
とはいえ、治療薬となる、耐震補強、耐震改修工事には、費用もかかるし。。。といったこともありますので、なかなか先に進めないところも理解できるし。。。設計士として、工務店として、何とか地元のお客様の力に慣れないかなと考えています。
一番大切なのは、まず行動頂くこと。つまり、耐震診断を受けて、家の健康診断をしていただくことかなと思っています。まずは症状をみてからでないと、処方箋が出ないですものね。
耐震診断って、どんな風にするの?ですが、写真のように、家の周り、家の中、屋根裏や床下を点検して、今の住まいの状態を調べていきます。そして、それをデータに、計算した結果をお客様に報告する。といった流れです(これを「一般診断」と呼んでいます)。
希望があれば、レントゲンや胃カメラのように、センサーやカメラを使って、精密に調べていく方法もとります(いわゆる「精密検査」といいます。)
それをもとに、工事の計画を考え、耐震補強を行っていきます(これが「耐震改修工事」です)。
弊社は、設計士と工務店を両方していますので、お客様の希望に応じて、内装の模様替えや、断熱改修なども併せて提案させてもらっています。コストパフォーマンスの良い工事の提案も、弊社のような設計工務店だからこそ出来ると考えています。
さらには、地域の住まいを守ることは、行政の使命でもありますので、補助金制度なども毎年予算が組まれています。
申請が面倒だ(´;ω;`)とはなりますが、その点は、こちらにご相談下さい。申請の条件にあってさえいれば、こちらでがっちりサポートいたします。
10年くらい前の社長の写真があったことを思い出して、こんなブログを書いてみました。お付き合いいただきありがとうございましたw